労働者が労働組合を提訴――イオン系警備会社

 未払い賃金の支払い闘争で会社に勝訴した1人の労働者が8月20日、労働組合を千葉地裁に訴え受理された。勝訴した争いは所属労組の支援を得られず起こした個別紛争だが、結果的に多くの組合員の権利を勝ち取り正当な組合活動に当たると主張。組合規約にある扶助を受ける権利として、弁護士費用等の諸費用等を、また第2労組立上げ後に同労組から受けた妨害行為で精神的苦痛を受けたことへの慰謝料も求めている。組合員のために闘わない労組の目的は一体何なのかと、労働界に一石を投じた格好。

 

提供:労働新聞社

(2018年9月3日 更新)

 

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