一般社団法人・日本ワークルール検定協会が10月8日、東京の連合会館内で発足し、初代会長に道幸哲也氏が就任した。学校教育の場に限らず、社会人になってからも働く際のルールを学ぶ機会がほとんどない状況がある一方、長時間労働やパワハラを受けたことなどを理由に精神を病むケースが後を絶たない。背景には、ワークルールに関する知識が広く社会に行き渡っていないことがあるとみて立ち上げたのが同協会で、同ルールについて問う検定を通じ職場の労働環境整備に貢献していく考えだ。
提供:労働新聞社
(2014年10月20日 更新)