全日本トラック協会(坂本克己会長)は、過労死など過重労働による健康障害の防止対策を強化する。昨年10月に公表された「過労死等防止対策白書」で、過労死などの労災認定件数が最も多い業種と指摘されたことを契機に、対策を検討するためのワーキンググループを今年4月に立ち上げた。認定事例の分析などを通じ、来年2月をめどに、削減目標や事業者の取り組むべき事項を盛り込んだ「過労死等防止計画」を策定する方針だ。 提供:労働新聞社 (2017年9月19日 更新)