労働移動支援助成金の支給実績総額が、直近2年間で約5倍の29億円超に急拡大していることが、厚生労働省の集計で明らかになった。雇用吸収力や付加価値の高い産業への転職・再就職支援に政策の重点を移す政府方針に沿った動きとみることができる。中途採用の正社員比率を増加させた企業などに支給する新助成金コースの受付もスタートしており、今後さらに利用が活発化する見込み。 提供:労働新聞社 (2017年7月24日 更新)