「賠償予定」契約で書類送検――大阪西労基署

 大阪西労働基準監督署(神田哲郎署長)は、損害賠償額を予定する違法な雇用契約を結んだとして、インターネット回線契約の代理業務を行う(株)リンク(大阪府大阪市)と同社代表取締役を労働基準法第16条(賠償予定の禁止)違反の疑いで大阪地検に書類送検した。退職届を出さずに辞職した労働者などに対し、予定した損害賠償額に相当する賃金を支払わなかった。労働者による同労基署への相談で発覚している。

 

提供:労働新聞社

(2017年1月16日 更新)

 

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