JEC連合との連携関係を解消して連合から離脱した国内大手化学メーカーの労働組合でつくる化学総連(長野慎哉会長)が8月31日、当事者として初めて本紙の取材に応じた。離脱の理由を「産業政策活動の強化を通じた化学産業の発展」と述べ、「大手のエゴ」とする批判的見方には、「産業の発展は雇用確保・拡大につながり、そのことが社会に対する貢献。労働運動の一つの形という信念を持って動いている」(同会長)と述べた。 提供:労働新聞社 (2016年9月12日 更新)