国土交通省は、自動車整備人材の確保・育成に関する有識者検討会の報告書を取りまとめた。整備関係従業員の8割近くが労働環境改善に向けた不平・不満の収集態勢の整備を企業に求めていることから、整備事業者の先進的な取組みとして、無記名アンケートの実施や問題解決の担当チームの設置などを推奨している。人材の定着には、社内独自の資格制度の創設や最新技術の研修を通じて、仕事のやりがいを高めることも重要とした。 提供:労働新聞社 (2016年5月16日 更新)