岐阜労働基準監督署(松宮利光署長)は、中国人技能実習生4人を最低賃金未満で働かせたとして、縫製業のフォレスト(株)(岐阜県羽島郡)の代表取締役と外国人技能実習生受入れ事務コンサルタントの2人を最低賃金法第4条(最低賃金の効力)違反などの疑いで逮捕した。立入り調査の際に虚偽報告したうえ、証拠隠滅も図った。同地域の技能実習生の賃金額を指示した監理団体の代表理事も同条違反で書類送検している。1年目の技能実習生に1カ月当たり6万円しか支払っていなかった。
提供:労働新聞社
(2016年4月4日 更新)