厚生労働省は、鉄鋼業などにおいて生産設備の老朽化による死亡災害が多発傾向にあるとして、同業界事業場に対し今年5月ごろまでに自主点検を実施し、必要な対策を実施するよう要請した。設置から20年以上経過した生産設備が増え、腐食・劣化が進展している恐れがあるとし、通路や昇降設備などの状況把握をして劣化度判定する。通路の腐食による墜落災害、ボルトの劣化を原因とする倒壊などがめだっている。 提供:労働新聞社 (2016年3月22日 更新)