東京都は、職場における女性労働の実態・課題と今後の施策の方向性を示した「東京都女性活躍推進白書」を初めて策定した。男性の長時間労働を背景に家事・育児の負担が女性に偏っているとして、長時間労働の是正を進め、多様で柔軟な働き方を選択できる社会を実現する必要があると指摘。働き方や休み方の改善に向けた奨励金制度や先進事例の発信などを通じて、企業における働き方の見直しを支援するとした。男性向けの育児講座や新規イベントなども開催し、男性の家事・育児参加を後押しする方針も示している。
提供:労働新聞社
(2016年3月14日 更新)