厚生労働省の労働政策審議会(樋口美雄会長)は、シルバー人材センターの就業要件緩和を求めた建議を明らかにした。同センターでの就労は、臨時的・短期的で軽易な業務に限っているが、都道府県知事による業務の範囲、地域の指定を前提として要件緩和を実施すべきとしている。現行では、月10日程度、週20時間以下とする就労制限があるが、日数制限を外して週40時間まで可能とする方向である。 提供:労働新聞社 (2016年1月25日 更新)