300人未満の中小が大半を占める機械金属系サプライヤー企業の労働組合でつくるJAM(宮本礼一会長)は、11月17日の中央執行委員会で16春闘の要求案をまとめた。4500円の定期昇給相当分に格差是正、賃金改善分6000円を加えた1万500円を平均要求基準として設定している。6000円部分に統一ベアの考えは採らず、若年層への厚い配分なども認める。可能な場合は、高卒直入者の所定内賃金26万円(30歳)などが基準の個別賃金を要求し、公正取引実現に向けた政策的取組みも行う。
提供:労働新聞社
(2015年11月30日 更新)