勤務医でつくる全国医師ユニオンの植山直人代表は8月5日、過労死を考える家族の会が主催した緊急院内集会で登壇し、政府がめざす高度プロフェッショナル制度に反対姿勢を鮮明にした。“聖職”扱いで労働基準法など無縁だった医者のような無制限な働き方を増やすだけと述べ、過労で倒れた麻酔科医の控訴審報告などを行いながら、「結局は、財界が責任を持たなくて良いようにする制度だ」と切り捨てた。 提供:労働新聞社 (2015年8月24日 更新)