パートに月139時間の残業強制――亀戸労基署が大手製パン業を送検

 東京・亀戸労働基準監督署(眞鍋克裕署長)は、パート労働者に違法な長時間残業をさせたパン製造販売業の(株)ドンク(兵庫県神戸市)などを労働基準法第32条(労働時間)違反の容疑で東京地検に書類送検した。1日の所定労働時間が6時間のパート労働者に対して、1カ月当たり59時間の違法な時間外労働を含む最長139時間の残業をさせていたうえ、残業代も3割程度しか支払っていなかった。脳疾患を発症した労働者の労災請求から明らかになった。

 

提供:労働新聞社

(2015年4月6日 更新)

 

一覧へ戻る