業界大手を中心とした中堅クラスの賃上げ状況(3月27日現在)を本紙が調べたところ、ベアを含む賃金改善で労使が妥結した97社の平均妥結額は2290円で推移していることが分かった。前年と比較できる70社では2448円で、697円上回っている。大手金属メーカーの水準には及ばないが、情報1144円増、電機872円増、機械金属672円増、自動車532円増などとなった。今後の交渉進展で妥結水準の低下は必至だが、非正規などの処遇改善も広がり出している。 提供:労働新聞社 (2015年4月6日 更新)