自動車や電機、鉄鋼・造船重機など大手金属メーカー労組の5産別でつくる金属労協(JCM・相原康伸議長)のまとめ(3月19日現在)によると、賃上げ額の平均は2801円となっている。平均およそ3000円だった前日の集中回答直後、「世の中の目線を持ち上げていける期待感を発信できた」と自負心をのぞかせた相原議長は、デフレ脱却・経済好循環の実現に向け、昨年より大きい2歩目を踏み出せたとも語った。大手が起こした賃上げの波を、全国の隅々に広げることが重要だと訴えている。
提供:労働新聞社
(2015年3月30日 更新)