大阪・茨木労働基準監督署(安冨彰署長)は、トラックドライバーに違法な時間外労働を行わせたとして、一般貨物自動車運送業の(株)TIME EXPRESS(同府摂津市)と同社代表取締役を労働基準法第32条(労働時間)違反の容疑で大阪地検に書類送検した。ドライバーが死亡する交通事故をきっかけに、1カ月当たり最大120時間超の違法な残業が発覚した。法定休日を与えない期間もあった。大阪労働局管内ではトラックドライバーの長時間労働が深刻な問題となっており、改善基準告示などの重点指導をさらに継続していくとした。
提供:労働新聞社
(2015年3月16日 更新)