中央労働災害防止協会は、化学物質を取り扱う事業場内での労働災害防止に向けて「化学設備の非定常作業における安全衛生対策のためのガイドライン」の見直し案を取りまとめた。設備故障などのトラブル対処作業や保全作業などにおいて作業関係者の取るべき対策を示したもので、爆発・火災や挟まれ・巻き込まれなど想定される災害類型ごとに、具体的なリスク低減対策とその優先順位を明らかにしている。爆発・火災対策では、可燃性ガスや粉じんの除去・遮断などを最優先とした。
提供:労働新聞社
(2015年3月16日 更新)