連合15春闘の賃上げ基準がベースアップ「2%以上」で確定した。連合全体平均の基準内賃金30万円なら6000円以上、定昇制度のない中小の場合は4500円相当のそれを加えた1万500円以上と明記。消費税を除いて「1%程度」とみる過年度物価上昇率をクリアするが、「3%」の見方を否定せず、大手から中小まで一丸で取り組める基準とした。家計消費の回復やデフレ脱却をめざす一方、「時短」も大きな柱の1つに据えた。 提供:労働新聞社 (2014年12月15日 更新)