社会福祉法人全国社会福祉協議会(斎藤十朗会長)は、今後さらに深刻化する人材不足に歯止めをかけるため、次世代の介護・福祉分野への進路選択を後押しする取組みを全国に拡大させる。一部地域で実施している小・中・高校生向けの施設見学や職場体験を都道府県担当部局などの協力を得て大幅に増やす方針だ。福祉系大学からの就職が半数にとどまる現状に対しては、セミナーなどで労働条件や賃金水準、キャリアパスなどを分かりやすく伝える工夫が必要としている。 提供:労働新聞社 (2014年9月1日 更新)