連合が6月4日に発表した5月末日時点の春闘集計によると、平均賃金方式の回答額平均は5981円(2.08%)となり、昨年同時期の水準を1056円(0.36ポイント)上回っていることが分かった。組合員の約9割が交渉を終え、99年以来の2%台で収束しつつある。昨年と比較できる同一組合は6047円(2.12%)、300人未満の中小も4308円(1.81%)となり、順に1085円(0.37ポイント)、620円(0.27ポイント)前年の水準より高い。長年低水準に張り付いていた賃金を動かした、と評価している。
提供:労働新聞社
(2014年6月16日 更新)