来春卒業する大学生を対象にした求人初任給の平均額は、企業規模を問わずにみると思ったほど伸びていないことが本紙の調査で分かった。アベノミクスの恩恵に浴せない大半の中小は売上強化を思考しており、営業系が前年比6500円強上回る22万円台半ばに達した半面、一般職が約6000円、技術職も700円ほど前年を下回った。総合職は約3000円前年を下回る21万円強となっている。 提供:労働新聞社 (2014年6月2日 更新)