全国ビルメンテナンス協会(佐々木浩二会長)は、業界の持続的な発展を支える人材を育成するため、若手経営幹部候補向けの教育機関の設立をめざす方針だ。人手不足や従業員の高齢化を背景として、メンテナンス業務での建築データ活用などのデジタル化が迫られるなか、それに対応した経営やデジタル技術を用いた作業についての従業員指導ができる幹部の育成を図る。教育機関の設立に向けて、今年度は会員企業から候補を選抜し、トライアルセミナーを実施している。結果を基に、教育プログラムを策定する予定。
提供:労働新聞社
(2024年08月05日)