男女間賃金差異・101人以上へ公表義務拡大 検討会が報告書案――厚労省

 男女間賃金差異の公表義務を労働者101人以上企業に拡大厚生労働省は、「雇用の分野における女性活躍推進に関する検討会」の報告書の素案を明らかにした。女性活躍に向けた企業の取組みをさらに促進するため、賃金差異の公表が任意とされている常時雇用労働者101~300人企業について、公表義務を課すことが適当としている。令和8年3月末を期限とする女性活躍推進法は、10年間延長すべきとした。カスタマーハラスメント対策の法制化にも言及し、労働者保護の観点から、事業主の雇用管理上の措置義務とするのが適切としている。

 

提供:労働新聞社

(2024年07月29日)

 

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