感電事故・夏場に多発で注意喚起 工事業者へ文書発出――経産省
経済産業省は、夏場にエアコンの空調設備工事などにおける感電死傷事故が多発する傾向があることから、工事業者に対して注意喚起文書を発出した。令和4、5年度の夏季に発生した死亡事故の多くは、電気設備の保安監督を行える「電気主任技術者」への事前連絡を怠り、適切な安全対策を講じていなかったと指摘。電気にかかわる工事を行う前には、同技術者に必ず連絡し、作業員には絶縁用防具を着用させることを求めている。必要な安全対策などを盛り込んだリーフレットも作成・配布した。
提供:労働新聞社
(2024年07月29日)