近畿経済産業局は、人手不足に悩むものづくり現場に効果的なデジタル化・省力化を促すため、業務を可視化する手法についてのマニュアルを作成した。業務の手順ごとに、「その作業を行う意味・判断基準」や「参考にしている資料」など5点を書き出すことで、熟練技術者の勘に頼っている「勘所」を言語化できる。勘所を含めた業務の整理により、単純作業のみを切り出してパートタイム労働者などをスポット的に募集したり、機械を導入して自動化を図るなど、採るべき対策が明確になるとしている。
提供:労働新聞社
(2024年04月08日)