型枠の専門工事業者772社を会員に持つ日本型枠工事業協会(三野輪賢二会長)は、型枠施工に必要となる労務費、材料費などを踏まえた施工1平方メートル当たりの「モデル単価」を作成した。費目別の単価も示しており、労務費の目安については国土交通省が昨年6月に公表した建設キャリアアップシステム(CCUS)のレベル別目標年収を考慮して算出した。マンションや公営住宅など8種類の施設別に作成している。発注者であるゼネコンや国交省に示し、適正な賃金の支払いに必要な受注額の確保につなげる狙いがある。
提供:労働新聞社
(2024年01月29日)