2割の勤務医の時間外労働が年960時間を超えていることが分かった。医師の働き方改革を議論する検討会において、厚生労働省が昨年7月時点の状況を明かしたもので、令和元年の前回調査に比べ17ポイントほど改善している。医師の時間外労働については、来年4月から原則年960時間までとする上限規制が適用される。特例的に年1860時間まで認められる特定労務管理対象機関の指定のために受審が必要な評価センターには、10月9日時点で471の医療機関から申込みが寄せられている。
提供:労働新聞社
(2023年10月30日)