従業員が主体的に自身のキャリア形成を考える「キャリアオーナーシップ」とともに、「エンゲージメント(企業貢献意識)」の引上げを――(一財)企業活力研究所の人材研究会(守島基博座長)は、人事部の新たな役割に関する調査報告書を取りまとめた。企業20社とホワイトカラー600人に実施した調査の分析から、キャリアオーナーシップは高いがエンゲージメントは高くない層が一定数いることを指摘した。有効な対策として、個々の従業員の心理的安全性の確保を挙げている。 提供:労働新聞社 (2022年7月19日)