ー男女や性的マイノリティをめぐる差別・ハラスメント問題と対応ー

 
　多様な人材が活躍できる職場づくりは企業の課題の一つであり、差別のない働きやすい職場環境を目指すことが求められています。ダイバーシティの推進に関連して、昨年６月には、改正女性活躍推進法や改正男女雇用機会均等法、改正労働施策総合推進法（パワハラ防止法）等が施行され、性的指向および性自認に関連するハラスメント、いわゆるSOGIハラについても企業に防止対策が義務化されるなど、いくつかの職場における多様性を推進する法改正が行われました。
　しかしながら企業内にはいまだ男女の差別やLGBTへの認識不足など、厳しい実態もあるのが現状と思われます。社内での啓発活動や取り組み、その根拠となる制度作り、従業員が安心して働くための職場づくりに注力されている人事担当者においては、企業に求められる取り組みや課題の現状について理解することが重要になります。
　そこで今回は、ジェンダーに基づくハラスメントの問題に詳しい、一般社団法人LGBT法連合会の事務局長で、早稲田大学ジェンダー研究所の招聘研究員でもある神谷氏を講師にお招きして、ジェンダーや性の多様性に基づく差別や関連するハラスメントの防止と企業に求められる対応についてお話いただきます。従来からの男女平等をはじめ性の多様性への対応など、実例等を交えて具体的に解説いただきますので、人事担当者をはじめ関心ある皆様はぜひご参加ください。

【ポイント】ジェンダーバイアスとは、ジェンダーに関するハラスメント事件、SOGIハラやアウティングをめぐる事例と対応、法改正をふまえたハラスメント防止措置、企業の取り組み事例　等