会場
第2691回「職場におけるLGBTの問題」
―働きやすい職場づくりのために知っておきたいLGBT等の性的マイノリティへの対応―
働きやすい職場づくりやハラスメントの防止において、最近はLGBT(*)等の性的マイノリティへの対応も課題になっております。東京都渋谷区での「同性パートナーシップ条例」の成立や、電通による約7万人への調査でLGBT層の比率が13人に1人となったこと(2012年は19人に1人)がニュースになったように、性的マイノリティは自社にも取引先にも身近なものとなっており、先進企業においてはすでにダイバーシティやCSRの中にLGBTを位置づけて従業員への研修や人事制度の見直しが行われております。
しかしあらゆる職場にLGBTについての知識が浸透しているとはいえず、正しく学ぶ機会もないのが現状ではないでしょうか。またLGBTであるかは見た目ではわかりにくいため、当事者の働きづらさや職場でのトラブルが気づかれにくいという問題もあります。例えば職場での日常的な性的からかいやジョークに苦しんでいたり、深刻な就労上の支障やストレスがあっても、職場側に理解があるかが分からないため相談できないなど、様々なケースがあります。しかし、それぞれどのような対応が求められるのでしょうか。
今回はこの問題に詳しいLGBT 法連合会(性的指向および性自認等により困難を抱えている当事者等に対する法整備のための全国連合会)の神谷氏を講師にお招きし、職場におけるLGBT等の性的マイノリティへの対応をめぐる問題についてご解説をいただきます。ぜひご利用ください。
(*LGBTとは、L(レズビアン・女性同性愛者)G(ゲイ・男性同性愛者)B(バイセクシュアル・両性愛者)T(トランスジェンダー・性同一性障がい含む)の頭文字をとった略称で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称の一つ。)
【重要ポイント】LGBT等性的マイノリティの基礎知識、当事者が職場で抱える困難とは、職場に求められる対応について 等
講師紹介
神谷 悠一 氏
LGBT 法連合会 事務局長
性的指向および性自認等により困難を抱えている当事者等に対する法整備のための全国連合会(LGBT法連合会)事務局長。
一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了(社会学)。
セクシュアルマイノリティと非当事者の関係構築に関する修士論文を執筆。
LGBTを支援するNPOの役員を歴任し、各団体の理論と実践を結びつけることや、国会議員や各省庁との交渉における実務等に、10年間従事する。
2015年4月、全国56の当事者団体、支援団体、企業等で構成されるLGBT法連合会の事務局長に就任。全国の当事者団体、研究者、弁護士等の意見をとりまとめ、259項目(就労分野50項目含む)にのぼる「性的指向および性自認を理由とするわたしたちが社会で直面する困難のリスト」や「LGBT差別禁止法」の試案を発表している。
開催概要
会 期 | 2015年9月15日(火)15:00-17:00 |
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会 場 | MAP東京都新宿区高田馬場1-31-18 高田馬場センタービル3階 東京アプレイザルセミナールーム ※JR山手線・西武新宿線「高田馬場駅(戸山口)」より徒歩約3分 ※東京メトロ東西線「高田馬場駅(3番出口)」より徒歩約5分 ※東京メトロ副都心線「西早稲田駅(2番出口)」より徒歩約6分 |
参加費 | 法人会員様は5名様まで無料です。 非会員様ご参加の場合、お一人様12,960円(税抜き12,000円)となります。 |
注 意 |
- お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。
- 会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
- 非会員様へは請求書を発行させていただきます。開催日前までのお支払をお願いいたします。
- 参加費は下記口座にお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担下さい。
みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
口座名 株式会社労働開発研究会 - 参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。