会場
第2688回「専大(打切補償)事件解説と長期休職者への法的対応をめぐる諸問題」
―専大(打切補償)事件の判例解説と長期休職者への法的対応をめぐる諸問題を検討する―
学校法人専修大学が労災認定されて休職中の男性職員に労基法所定の打切補償を支払い、解雇した手続きの適否が争われた訴訟において、本年6月8日に最高裁で判断が下され、解雇を無効とした原審判決が破棄されました(専大[打切補償]事件・最2小判平27.6.8)。
最高裁はその判断の中で、「(雇用主が保険料を支払う)労災保険による給付も実質的には雇用主による負担だから、労災保険の受給労働者を制度の対象外にすべきではない」と判示し、解雇を無効とした1、2審判決を破棄し、審理を東京高裁に差し戻す判決を言い渡しました。
今回の研究会では、同事件を大学側で担当された弁護士の山中健児先生を講師にお招きし、同事件の判例解説を中心に、最近増えております企業内の長期休業者への法的対応をめぐる諸問題について、ご解説をいただきます。ぜひご利用ください。
【重要ポイント】専大(打切補償)事件の概要と判断ポイント、長期休職者への法的対応をめぐる諸問題 等
講師紹介
山中健児 氏
石嵜・山中総合法律事務所 代表パートナー 弁護士
1994年 司法試験合格
1996年 京都大学大学院法学研究科修士課程修了
1998年 司法修習修了(50期)、弁護士登録(第一東京弁護士会)
石嵜信憲法律事務所入所
2007年 石嵜信憲法律事務所パートナー就任
現在 専修大学法科大学院客員教授、大阪大学大学院高等司法研究科非常勤講師、日弁連労働法制委員会委員
主著
『労働関係ADRに必要な「民法」を学ぶ』 (日本法令)
『事例式 人事労務トラブル防止の手引き』 (新日本法規出版・共著)
『兼務役員ハンドブック』 (産労研究所・共著)
『人事労務・転籍援助施策マニュアル』 (産労研究所・共著)
『混成職場の人事管理と法律知識Q&A』 (産労研究所・共著)
『Q&A 労働法実務シリーズ8 派遣・パート・臨時雇用・契約社員〈第3版補訂版〉』 (中央経済社・共著)
開催概要
会 期 | 2015年8月28日(金)15:00-17:00 |
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会 場 | MAP東京都新宿区高田馬場1-31-18 高田馬場センタービル3階 東京アプレイザルセミナールーム ※JR山手線・西武新宿線「高田馬場駅(戸山口)」より徒歩約3分 ※東京メトロ東西線「高田馬場駅(3番出口)」より徒歩約5分 ※東京メトロ副都心線「西早稲田駅(2番出口)」より徒歩約6分 |
参加費 | 法人会員様は5名様まで無料です。 非会員様ご参加の場合、お一人様12,960円(税抜き12,000円)となります。 |
注 意 |
- お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。
- 会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
- 非会員様へは請求書を発行させていただきます。開催日前までのお支払をお願いいたします。
- 参加費は下記口座にお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担下さい。
みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
口座名 株式会社労働開発研究会 - 参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。