会場
有期社員の無期転換権の行使にどう備えるか
―無期転換ルール、特例への対応とそれまでに準備しておきたいこと―
現在有期社員の活用は、どの企業においても非常に重要な課題の一つとなっておりますが、平成26年11月の国会において、有期雇用労働者特別措置法(正式には「専門的知識等を有する有期雇用労働者等に関する特別措置法案」)が可決、成立いたしました。
この法案は一部を除き平成27年4月1日から施行され、一定の期間内に完了することが予定されている業務に就く期間(上限:10年)あるいは、定年後引き続き雇用されている期間については、特例の対象者として、労働契約法に基づく無期転換申込権発生までの期間(現行5年)を延長することができるとされています。
現在の労働契約法第18条においては、同一の労働者との間で有期労働契約が繰り返し更新されて通算5年を超えた場合は、労働者の申込により、無期労働契約に転換できるとされております。そのため、特に中核的な業務に携わっている有期労働者に対しどのように対応すればよいのか、頭を悩ませているご担当者も多いことと思います。
そこで、今回は髙井・岡芹法律事務所の岡芹弁護士をお招きし、無期転換権の発生について、今後どのような状況が予想され、企業としてどのような対応が必要となるのか等について解説いただきます。ぜひご利用ください。
講師紹介
岡芹 健夫 氏
髙井・岡芹法律事務所 所長弁護士
髙井・岡芹法律事務所 所長。
平成3年早稲田大学法学部卒業、同年司法試験合格。
平成6年司法修習所修了(第46期)、第一東京弁護士会登録、髙井伸夫法律事務所入所。
平成21年髙井伸夫法律事務所所長代行就任。
平成22年髙井・岡芹法律事務所に改称、同所所長就任。
企業側の立場から各種人事・労務問題の解決に取り組み、経営法曹として高い実績をもつ。
開催内容
1. はじめに・労働契約法18条の効力
2. 特別措置法の特例の効果・適用にあたって
・一定の期間内に完了することが予定されている業務
・定年後引き続き雇用されている期間
・能力の維持向上、配置、職務及び職場環境に関する事項
3. 無期転換ルールにどう対応するか
・無期転換申込権発生までに企業が準備すること
・雇止めの問題について
4. 実務対応
・就業規則等の定め方
・労働条件の変更について
・雇用契約書・就業規則等規程例 等
5. まとめ、質疑応答
開催概要
会 期 | 2015年3月6日(金)13:30~16:30(13:00より受付開始) |
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会 場 | MAP東京文化会館 4階 大会議室 東京都台東区上野公園5ー45 ※JR線「上野駅」 公園口改札から徒歩1分。東京文化会館 楽屋口よりお入りください。 |
参加費 | 会員様/16,200円(税抜15,000円) 一般様/27,000円(税抜25,000円) (1名様についての料金です。テキスト代・税込。) |
注 意 |
- お申込は先着順に受付し、おって請求書、会場案内図等をお送りいたします。 開催日前までのお支払をお願いいたします。
- 参加費は下記口座にお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担下さい。
みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
口座名 株式会社労働開発研究会 - 参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。
- 会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
- お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。