戦略的な就業規則への改定と運用のための実務(4)
―第4回 メンタルヘルス問題(休職・復職等)に対応する規定の見直し(全5回)―
近年の企業運営では、最近の労働基準法や育児介護休業法など重要な労働法改正への対応のみならず、増加の一途をたどる労使トラブルへの対応を迫られ、そのため、とりわけ就業規則の整備とその運用が重要度を増しています。本セミナーは全5回にわたり、実務上トラブルになりやすい部分を重点的に、守りでなく攻め(戦略的)の就業規則改定と改定就業規則の運用の仕方について、規定例・書式等を通じて、具体的に解説します。
本セミナーへご参加の際には、作成・改定検討中の就業規則をご持参いただくことをお勧めします。必要な見直しポイントを確認しながら、その場で規定を点検し、作成・改定案を完成し、そして、それを実際運用する際、どのような書式(注意書等)を作ればよいかを学ぶことができる実践型のセミナーです。ご担当者様、人事・総務・労務スタッフの皆様は、ぜひこの機会にご参加ください。
講師紹介
浅井 隆 氏
第一芙蓉法律事務所 弁護士/慶應義塾大学法科大学院法務研究科 教授
開催内容
第4回 メンタルヘルス問題(休職・復職等)に対応する規定の見直し
1. 私傷病休職制度の設計、病気休暇制度、長期欠勤との関係
(1) 病気休暇制度、長期欠勤を私傷病休職命令発令前に入れる考え方
(2) 私傷病休職命令発令の要件(断続的欠勤や欠勤をしていない者への対応)
(3) 私傷病休職期間中の処遇(賃金、賞与、退職金の計算、年次有給休暇の計算)
(4) 復職要件(予め「復職」の定義をしておくことの意味)、リハビリ勤務の位置付け(休職の中か外か、賃金等の処遇をどうするのか)
(5) その他・・・通算規定、延長規定
2.私傷病休職命令発令の運用
(1) 私傷病休職事由該当性の判断、診断書の評価、主治医・産業医の位置付け
(2) 私傷病休職と業務上災害との関係(私傷病休職中に労災認定を受けた場合の対応等)
3.復職命令発令の運用
(1) 復職の有無の判断、診断書の評価、主治医への対応(不自然な診断書への対応の仕方)
(2) リハビリ勤務の運用(リハビリ勤務期間中の処遇の仕方・・・確認書等のとり方)
4.その他―私傷病休職制度の不利益変更の可否
5.質疑応答
→本テーマは全5回に分けてセミナーを開催いたします。今後は以下の開催を予定しております。
第5回 有期雇用者管理のために必要な規定の見直し 2月4日(金)
開催概要
会 期 | 2011年1月14日(金)13:15-16:45 |
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会 場 | MAP東京文化会館 4階 大会議室 東京都台東区上野公園5-45 ※JR山手線 上野駅 公園口改札から徒歩1分。東京文化会館 楽屋口よりお入りください。 |
参加費 | 会員様/15,750円(税抜15,000円) 一般様/26,250円(税抜25,000円) (1回ごと・1名様についての料金です。) |
注 意 | ※お振込み手数料はお客様にてご負担下さい。 ※参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。 ※お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。 |
- 参加申込は先着順に受付、後日確認のお電話のあと請求書、会場案内図等をお送りいたします。
- 会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
- 講券等はご用意しておりませんので、直接会場にお越しください。
- 参加費は下記口座にお振込みください。
みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
口座名 株式会社労働開発研究会