労働時間をめぐる労使トラブルの予防と対策
―残業代をいかに軽減するか・未払い残業代請求にどう対応するか等、実践的対応―
問題を未然に防ぐにはどうするか、問題発生後いかに最小限のリスクにとどめるか、本セミナーは特に注意したい内容について、一度にまとめて学べるセミナーです。
労働時間と賃金をめぐっては、労働基準監督署の指導も強化されております。また昨今は退職者のみならず在籍者からも未払い残業代を請求されることがあります。遡及支払額の大きさによっては経営へのインパクトも重大で、人事部門の皆様はとりわけこの問題には注意して、日頃の管理をされているのではないでしょうか。
リスクマネジメントとコストセーブをコンセプトに、企業コンサルティングやご講演、ならびに関連著書も多数お持ちの佐藤広一先生を講師にお招きして、問題になりやすい事例を中心に、法的知識もおさえながら実践的な対策について解説していただきます。皆様のご参加をお待ちしております。
講師紹介
佐藤 広一 氏
特定社会保険労務士/さとう社会保険労務士事務所代表
1968年東京都生まれ。明治学院大学経済学部卒業。社労士事務所にて9年に渡り実務を経験したのちに、さとう社会保険労務士事務所を開設。現在、東京都渋谷区広尾にて、「リスクマネジメントと理念実現型人事制度による人材育成」をコンセプトにコンサルティング活動を展開中。主な著書に『泣きたくないなら労働法』(光文社)、『御社の就業規則この35カ所が危ない!』(中経出版)、『未払い残業代請求にはこう対応する』(アニモ出版)など15冊の著書がある。そのほか、(社)日本能率協会など全国各地で年間60本以上の講演をこなす。
開催内容
1.労働時間と賃金をめぐる問題(総論)
・おさえておくべき労働法の知識(時間外労働や割増賃金に関する法的規制、等)
・労働時間となるもの、ならないもの
・最近の労働時間をめぐるトラブル事例
2.各論(1) 労働時間管理と残業問題への対応
・ヨンロク通達、36協定、変形労働時間制、フレックスタイム制、みなし労働時間制・事業場外労働、等
・年俸制、歩合給制は妥当性
・残業代を軽減するための対策 等
3.各論(2) 名ばかり管理職問題への対応
・管理監督者の判断基準とは
・多店舗展開する小売業・飲食業等の店長職に関する通達
・管理監督者の労働時間をめぐるリスクと対策
4.各論(3) 未払い残業問題への対応
・労働基準監督署による調査指導(是正勧告)と対応
・サービス残業等、未払い残業を未然に防ぐ労務管理上の留意点
・元労働者・現労働者から未払い残業代請求が発生した時の対応 等
5.その他、質疑応答
開催概要
会 期 | 2012年7月11日(水)13:30-16:30 |
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会 場 | MAP日本教育会館 8F 第3会議室 東京都千代田区一ツ橋2‐6‐2 TEL:03-3230-2831 ※地下鉄都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅(A1出口)下車徒歩3分 ※地下鉄都営三田線神保町駅(A1出口)下車徒歩5分 ※東京メトロ東西線竹橋駅(北の丸公園側出口)下車徒歩5分 ※東京メトロ東西線九段下駅(6番出口)下車徒歩7分 |
参加費 | 会員様/15,750円(税抜15,000円) 一般様/26,250円(税抜25,000円) (1回ごと・1名様についての料金です。) |
注 意 | ※お振込み手数料はお客様にてご負担下さい。 ※参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。 ※お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。 |
- 参加申込は先着順に受付、後日確認のお電話のあと請求書、会場案内図等をお送りいたします。
- 会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
- 講券等はご用意しておりませんので、直接会場にお越しください。
- 参加費は下記口座にお振込みください。
みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
口座名 株式会社労働開発研究会