開催一覧に戻る

第2361回労働法学研究会ご案内〈東京地区〉

最新労働判例解説
派遣労働者の過労自殺認定
―ニコン事件 (東京地裁平17.3.31) を契機として―

ニコン熊谷工場に派遣され、昼夜ニ交代勤務の製品検査業務に従事していた男性が「業務の過重によるうつ病」を発症、 長時間労働の末に過労自殺した事案について、東京地裁は今年3月31日、派遣先、派遣元双方の安全配慮義務違反を認め、 両社に賠償を命じる判決を下しました。実質派遣労働者の過労自殺事件として始めての判決です。 今回はこの事案を担当された弁護士の福岡真之介先生をお迎えし、事案の概要と判決のポイント、 実務上への今後の課題等についてお話を伺います。

【重要ポイント】
1.深夜勤務と「クリーンルーム」という密閉された機械の為の空間は心身の健康を損なう労働環境といえる。
2.派遣、請負という契約形態の違いを別にしても疲労や健康状態への安全配慮義務が派遣先・派遣元にあった。

講師紹介

福岡 真之介

西村ときわ法律事務所 弁護士

開催概要

会  期 2005年6月21日(火)15:00-17:00
会  場 MAP渋谷フォーラム8 10階 1010会議室
東京都渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗ビル
TEL.03-3780-0008
※JR線・東京メトロ線・京王線「渋谷駅」から徒歩5分
参加費 会員様は何名様でも無料です。
注  意
  • お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。
  • 会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
  • 非会員様へは請求書を発行させていただきます。開催日前までのお支払をお願いいたします。
  • 参加費は下記口座にお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担下さい。
    みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
    口座名 株式会社労働開発研究会
  • 参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。

開催一覧に戻る