第2376回「月100時間超で医師の面接指導を義務付け」
最新労安法解説
月100時間超で医師の面接指導を義務付け
―改正労安法における過重労働・メンタルヘルス対策―
過重労働に起因する脳・心臓疾患や精神疾患によるいわゆる過労死・過労自殺が急増し、大きな社会問題となっています。こうした事態を受け、労使の自主的な取組を促進することを目的として労働安全衛生法が一部改正されました。この中で、過重労働・メンタルヘルス対策の充実策として、月100時間を越える時間外労働を行なった労働者で申し出のあった者を対象とする医師の面接指導が企業に義務付けられました。
今回は慶應義塾大学法学部助教授で厚生労働省労働政策審議会安全衛生分科会公益代表委員の内藤恵先生をお迎えし、今回の改正で義務付けられたメンタルヘルス対策のポイント、今後の課題等についてお話を伺います。
【重要ポイント】
1.月100時間を越える時間外労働を行なった労働者から申し出があった場合は、医師の面接指導を企業に義務付ける。
2.労働者も面接指導を受けなければならない。ただし指定医以外の医師の面接指導結果の提出でも良い。
講師紹介
内藤 恵 氏
慶應義塾大学法学部助教授 厚生労働省労働政策審議会安全衛生分科会公益代表委員
開催概要
会 期 | 2005年12月6日(火)15:00-17:00 |
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会 場 | MAP日本教育会館 9F 901会議室 東京都千代田区一ツ橋2‐6‐2 TEL:03-3230-2831 ※地下鉄都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅(A1出口)下車徒歩3分 ※地下鉄都営三田線神保町駅(A1出口)下車徒歩5分 ※東京メトロ東西線竹橋駅(北の丸公園側出口)下車徒歩5分 ※東京メトロ東西線九段下駅(6番出口)下車徒歩7分 |
参加費 | 会員様は何名様でも無料です。 |
注 意 |
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みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
口座名 株式会社労働開発研究会 - 参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。