第2388回「個々人の自立的な働き方の選択を可能にする労働時間管理」
最新労働法事情
個々人の自立的な働き方の選択を可能にする労働時間管理
―「今後の労働時間制度に関する研究会」報告書を契機として―
働き方に対する意識や成果が重視される労働実態等、多様な働き方にあわせた新しい労働時間管理のありかたを検討していた厚生労働省の「今後の労働時間制度に関する研究会」の報告書が1月27日に発表されました。
この報告書では新しい自立的な働き方にふさわしい時間管理制度として、従来規制の対象となっている課長代理クラスや研究開発のプロジェクトリーターにまで裁量労働制の対象を広げることや、一般社員については休暇取得を促進することなどが提唱されております。
今回はこの研究会メンバーでもあります慶應義塾大学大学院法務研究科教授の山川隆一先生をお迎えし、労働時間管理を巡る法改正の動向や今後の課題等についてお話を伺います。
【重要ポイント】
1.管理職手前の社員について、本人の同意や一定の年収、業務量に最良があることなどを要件として規制対象から外す。
2.有給休暇の取得を促すために企業が取得時期を決定することや時間単位の取得を認めることを提唱。
講師紹介
山川 隆一 氏
慶應義塾大学大学院法務研究科 教授
開催概要
会 期 | 2006年4月26日(水)15:00-17:00 |
---|---|
会 場 | MAP日本教育会館 8F 806会議室 東京都千代田区一ツ橋2‐6‐2 TEL:03-3230-2831 ※地下鉄都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅(A1出口)下車徒歩3分 ※地下鉄都営三田線神保町駅(A1出口)下車徒歩5分 ※東京メトロ東西線竹橋駅(北の丸公園側出口)下車徒歩5分 ※東京メトロ東西線九段下駅(6番出口)下車徒歩7分 |
参加費 | 会員様は何名様でも無料です。 |
注 意 |
- お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。
- 会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
- 非会員様へは請求書を発行させていただきます。開催日前までのお支払をお願いいたします。
- 参加費は下記口座にお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担下さい。
みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
口座名 株式会社労働開発研究会 - 参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。