第2399回「原職復帰か金銭解決か、解雇無効判決後の状況」
労働事情解説
原職復帰か金銭解決か、解雇無効判決後の状況
―アンケート・ヒアリング調査結果にみる当事者達のその後―
解雇の効力が争われた裁判で、解雇無効の判決が出た場合、その後の当事者の原職復帰は必ずしも円滑に行われず結局は金銭解決になる場合も多いと言われています。
労働契約法制の検討が進む中で、解雇の金銭解決が大きな問題点のひとつとして議論されており、実態に応じた現実的な救済方法を考える場合、具体的なデータの分析は欠かせません。
今回はこの調査・研究を担当された独立行政法人 労働政策研究・研修機構 研究員の平澤純子氏を講師にお迎えし、調査結果の概要と当事者達の意識、金銭解決の実態、今後の課題等についてお話を伺います。
【重要ポイント】
1.解雇無効判決後、紛争終結時に解決金・和解金(未払い賃金や退職金含む)が支払われるケースが見られた。
2.復職しても従前の仕事に戻れない場合もあり、人間関係が復帰実現の大きな要素となることが多い。
3.会社や仕事に対する意思、愛着が強い場合、復帰後の職場へ適応できているケースが見られた。
4.一貫して復帰を目指す意思が復帰後の仕事や人間関係の修復にも大きく影響する。
講師紹介
平澤 純子 氏
独立行政法人 労働政策研究・研修機構 研究員
開催概要
会 期 | 2006年8月24日(木)15:00-17:00 |
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会 場 | MAP日本教育会館 8F 第三会議室 東京都千代田区一ツ橋2‐6‐2 TEL:03-3230-2831 ※地下鉄都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅(A1出口)下車徒歩3分 ※地下鉄都営三田線神保町駅(A1出口)下車徒歩5分 ※東京メトロ東西線竹橋駅(北の丸公園側出口)下車徒歩5分 ※東京メトロ東西線九段下駅(6番出口)下車徒歩7分 |
参加費 | 会員様は何名様でも無料です。 |
注 意 |
- お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。
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みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
口座名 株式会社労働開発研究会 - 参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。