第2578回「これからの労働組合のあり方」
―今後の労使関係において重要なことと労働組合の今後目指すべきところは―
労働組合の組織率は年々低下し、現在では18%にすぎません。労働組合の弱体化が叫ばれる中、これまでの正社員を中心とした組織作りから有期社員の組合員化や、地域別の組合立ち上げなどを図っておりますが、新たな問題も発生しています。とりわけ、労働委員会実務では、いわゆる合同労組に駆け込む人が多くなり、不当労働行為事件として争われています。団交法理の見直しも図られています。
本例会では北海道大学名誉教授で、数々の労働組合を研究されてきた道幸哲也先生をお招きし、今、組合では何が起きて、これから何をしていくべきなのか、豊富な経験や実情を踏まえながら解説をいただきます。ぜひともご利用ください。
【重要ポイント】 組合を取り巻く状況、労使関係の変化、これからの組合に求められるもの、これから組合は労働者にとってどうあるべきなのか、労委の役割、組合法の見直し、先駆的事例 他
講師紹介
道幸哲也 氏
北海道大学名誉教授/放送大学教授
経歴
1970年 北海道大学法学部卒業
1972年 北海道大学大学院法学研究科修士課程修了。北海道大学法学部助手
1975年 小樽商科大学商学部専任講師 その後、小樽商科大学商学部助教授
1982年 北海道労働委員会公益委員
1983年 北海道大学法学部助教授。北海道最低賃金審議会委員
1985年 北海道大学法学部教授
2004年 北海道大学法科大学院教授
2008年10月 北海道労働委員会会長
2011年3月 北海道大学を停年退官
2011年4月 放送大学教養学部教授。北海道大学名誉教授
日本労働法学会代表理事(2005年~2007年)を務めた。
主要著書
『労働組合法(別冊法学セミナ-)』(共編、日本評論社、2011年)
『労働組合の変貌と労使関係法』(信山社、2010年)
『ワークルールの基礎 しっかりわかる労働法』(旬報社、2009年)
『変貌する労働時間法理 -《働くこと》を考える-』(共編、法律文化社、2009年)
『不当労働行為の成立要件』(信山社、2007年)
『15歳のワークルール』(旬報社、2007年)ほか多数。
開催概要
会 期 | 2012年2月28日(火)15:00-17:00 |
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会 場 | MAP日本教育会館 8F 第2会議室 東京都千代田区一ツ橋2‐6‐2 ※地下鉄都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅(A1出口)下車徒歩3分 ※地下鉄都営三田線神保町駅(A1出口)下車徒歩5分 ※東京メトロ東西線竹橋駅(北の丸公園側出口)下車徒歩5分 ※東京メトロ東西線九段下駅(6番出口)下車徒歩7分 |
参加費 | 法人会員様は5名様まで無料です。 非会員様ご参加の場合、お一人様12,600円(税抜き12,000円)となります。 |
注 意 |
- お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。
- 会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
- 非会員様へは請求書を発行させていただきます。開催日前までのお支払をお願いいたします。
- 参加費は下記口座にお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担下さい。
みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
口座名 株式会社労働開発研究会 - 参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。