第2608回「職場のパワハラをなくすための労使の対応」
―職場のいじめ・嫌がらせ・パワハラの予防と解決に向けた取り組みと今後の課題とは―
職場の嫌がらせに関する労働相談は年々増加傾向にあり、職場の嫌がらせが心の不調の要因にもなって更なる問題へ発展するケースも見られています。職場のいじめ・嫌がらせやパワハラの予防と解決に向けた取り組みは近年の労使の重要課題となり、先日厚労省より発表された報告書「職場のパワーハラスメントに関する実態調査」では従業員からの相談窓口を設置する企業は全体の7割超となっていますが、その後の解決や予防対策の導入等に苦慮する様子もうかがわれます。
今後は雇用形態の多様化や人材の国際化も見込まれ、ますます就労環境の整備が重視される中、どのようにして職場のパワハラを減らすか、パワハラ防止の意識を浸透させるか等、実践的取り組みが急務となっております。そこで本例会は厚労省ワーキンググループや労使へのヒアリング調査・研究等に携わりこの問題に高い見識をお持ちの内藤氏を講師にお招きし、予防・解決に向けて求められる労使の取り組みと今後の課題等についてご解説いただきます。ぜひご利用ください。
【重要ポイント】パワハラ発生職場の傾向、パワハラ排除を目指した環境整備や働き方の見直し、予防と解決に向けた取り組みと効果 等
講師紹介
内藤 忍 氏
独立行政法人 労働政策研究・研修機構 研究員
独立行政法人 労働政策研究・研修機構 労使関係部門 研究員/厚生労働省「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキンググループ」委員
2006年早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得。2006年より現職。労働法専攻。
主な著作に「『職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議』提言と今後の法政策上の課題―労使ヒアリング調査結果等を踏まえて―」季刊労働法238号(2012年)、『職場のいじめ・嫌がらせ、パワーハラスメント対策に関する労使ヒアリング調査―予防・解決に向けた労使の取組み―』(共著、JILPT資料シリーズNo.100、2012年)、『個別労働関係紛争処理事案の内容分析―雇用終了、いじめ・嫌がらせ、労働条件引下げ及び三者間労務提供関係―』(共著、JILPT労働政策研究報告書No.123、2010年)など。
開催概要
会 期 | 2013年2月22日(金)15:00-17:00 |
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会 場 | MAP【銀座】東京都中小企業会館 9階 講堂 東京都中央区銀座2-10-18 ※東京メトロ有楽町線「銀座1丁目駅」11出口徒歩1分 |
参加費 | 法人会員様は5名様まで無料です。 非会員様ご参加の場合、お一人様12,600円(税抜き12,000円)となります。 |
注 意 |
- お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。
- 会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
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- 参加費は下記口座にお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担下さい。
みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
口座名 株式会社労働開発研究会 - 参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。