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第2621回「最近の裁判例から考えるこれからの労働時間管理」

―労働時間管理において留意すべきポイントとこれからの実務対応とは―

 最近の裁判例として、海外ツアー等の派遣添乗員であっても労働時間管理は行うことができ、残業代の支払いが必要であるという判断(阪急トラベルサポート事件 東京高判平24.3.7)や、医師の宿日直勤務時間は労働基準法上の労働時間に当たるという判断(県立奈良病院事件 最三小決平25.2.12)が見られるなど、労働時間管理は難しい局面を迎えております。
 労働時間管理をめぐっては、長時間労働やサービス残業を筆頭に、名ばかり管理職に対する労働時間管理やメンタルヘルスへの影響等、その問題は多岐に渡ります。労働時間の適正化は企業コンプライアンスやリスクマネジメントの観点から最重要視されながらも、こうした問題が慢性的に発生しており、対処が難しい状況かと思います。
 今回は労働時間管理のこれからの考え方とポイント、リスク及び対応について、成蹊大学教授の原先生にご解説いただきます。ぜひともご利用ください。

【重要ポイント】 労働時間の管理とみなし労働時間制、長時間労働と健康問題、サービス残業、管理監督者問題 等

講師紹介

原 昌登

成蹊大学法学部 教授

1976年 宮城県に生まれる。
1999年 東北大学法学部卒業。
東北大学助手、文部科学省内地研究員(受入先:東京大学)、成蹊大学法学部専任講師等を経て、現在、成蹊大学法学部教授。

主著に(いずれも共著)
水町勇一郎・緒方桂子編『事例演習労働法(第2版)』有斐閣・2011年、山川隆一・森戸英幸編著『判例サムアップ労働法 弘文堂・2011年、宍戸善一編著『「企業法」改革の論理』日本経済新聞出版社・2011年など。
また、企業や労働組合、一般を対象とした労働法に関する各種セミナーでの講師多数。

開催概要

会  期 2013年7月1日(月)15:00-17:00
会  場 MAP高田馬場センタービル 3F
東京都新宿区高田馬場1-31-18
※JR山手線・西武新宿線「高田馬場駅(戸山口)」より徒歩約3分
  東京メトロ東西線「高田馬場駅(3番出口)」より徒歩約5分
  東京メトロ副都心線「西早稲田駅(2番出口)」より徒歩約6分
参加費 法人会員様は5名様まで無料です。
非会員様ご参加の場合、お一人様12,600円(税抜き12,000円)となります。
注  意
  • お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。
  • 会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
  • 非会員様へは請求書を発行させていただきます。開催日前までのお支払をお願いいたします。
  • 参加費は下記口座にお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担下さい。
    みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
    口座名 株式会社労働開発研究会
  • 参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。

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