―マタハラ（マタニティ・ハラスメント）、出産や妊娠に関する職場での嫌がらせ問題への対応―

　連合が本年5月27日、28日に実施した「働く女性のための労働相談」にて、「マタニティ・ハラスメント」の当事者の認識・実態を把握するためのインターネット調査が行われました。これは労働相談に寄せられる「働く女性」の問題解決のみならず、広く環境整備や意識改革が必要であることから、実態調査が行われたものです。
　しかし、連合の調査では、半数の女性が各種法律による保護を知らないと答え、働きながらの子育てを希望しているにも関わらず、在職中に妊娠をすると、働きながらの妊娠・子育てに不安を感じるなど、会社の支援制度があっても、十分に機能していない現実を映し出しております。また、マタハラが起きる原因として、いずれの分析でも「男性の理解不足」があげられ、会社の支援制度設計や運用の徹底不足もその次に挙げられております。
　本例会では、連合が発表した意識調査報告書の概要、労働相談に寄せられている「働く女性」からの相談事項等について、連合の村上陽子氏を講師にお招きし、ご解説いただきます。ぜひともご利用ください。

【重要ポイント】マタニティ・ハラスメントの概要と企業・組合における対応とは　等