会場
第2671回「企業に求められる有期雇用対策~無期転換権・均等待遇への対応」
―労契法18条と20条をめぐる問題を中心に今後の有期雇用を考える―
平成25年4月に改正労働契約法が全面的に施行され1年以上が経過いたしました。有期労働者を雇用する企業に様々な影響のあるこの法律で、現在高い関心を集めるのが「無期労働契約への転換(第18条)」と「不合理な労働条件の禁止(第20条)」です。同一使用者との間で有期労働契約が通算で5年を超えて反復更新された場合は、労働者の申込みにより無期労働契約に転換されるいわゆる無期転換制度においては、すでにカウントが始まっております。また、最近では有期雇用労働者の労働条件の格差を解消しようという訴訟(メトロコマース、郵政ユニオン等)が起こされるなど、その対策は喫緊の課題です。
現在は多くの企業が有期労働者を雇用し、中核的な業務で活躍している職場も少なくありません。また業務特性によっては有期雇用が望ましいと考えられる場合もあります。この法律に基づく無期転換権の発生について、今後どのような状況が予想され、企業としてどのような対応が必要となるでしょうか。また、その待遇については、どのように考えればよいのでしょうか。
そこで本例会では、この問題に詳しい弁護士の木下先生をお招きし、使用者側の立場から課題を整理していただき、対応について解説していただきます。ぜひご利用ください。
【重要ポイント】「無期転換」と「雇止め」それぞれにおける対応、均等待遇のありかた、関連する諸課題について(高年法にもとづく雇用措置への対応、限定正社員制度)
等
講師紹介
木下潮音 氏
第一芙蓉法律事務所 弁護士
早稲田大学法学部卒業
昭和60年弁護士登録(第37期)
平成4年イリノイ大学カレッジオブロー卒業
LLM取得
平成16年4月~平成17年3月
第一東京弁護士会副会長
現在
第一東京弁護士会労働法制委員会副委員長
経営法曹会議常任幹事
東京大学法科大学院客員教授
開催概要
会 期 | 2015年2月24日(火)15:00-17:00 |
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会 場 | MAP東京都新宿区高田馬場1-31-18 高田馬場センタービル 3F ※JR山手線・西武新宿線「高田馬場駅(戸山口)」より徒歩約3分 ※東京メトロ東西線「高田馬場駅(3番出口)」より徒歩約5分 ※東京メトロ副都心線「西早稲田駅(2番出口)」より徒歩約6分 |
参加費 | 法人会員様は5名様まで無料です。 非会員様ご参加の場合、お一人様12,960円(税抜き12,000円)となります。 |
注 意 |
- お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。
- 会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
- 非会員様へは請求書を発行させていただきます。開催日前までのお支払をお願いいたします。
- 参加費は下記口座にお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担下さい。
みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
口座名 株式会社労働開発研究会 - 参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。