会場
第2653回「パート労働法違反をめぐる最新事件と改正パート労働法解説」
「パートタイム労働法」の一部を改正する法律が、4月23日に公布されました。この改正パート労働法は、正社員と差別的取扱いが禁止されるパートタイム労働者の対象範囲を拡大するとともに、パートタイム労働者を雇い入れたときの事業主による説明義務の新設等が行われております。
なお、正社員との差別的取扱いの違法性をめぐっては、昨年末の「ニヤクコーポレーション事件(大分地判平25.12.10)」が、初めて正社員との均等待遇を認めた判決として注目を集めました。これは貨物運送事業で働くドライバーで、有期契約を8年以上更新してきた準社員が、職務内容が正社員と同一であるのに準社員であるため処遇差があるのはパート労働法8条違反であると訴えた事件で、賞与額や休日数、退職金支給有無に関して、差別的取扱いに当たると認められ、今後の実務にも影響があると考えられております。
そこで本例会では弁護士の峰先生を講師にお招きし、パート労働法違反をめぐる最新注目判例と、今回成立した改正パート労働法の解説を通して、これからの企業の実務対応上の留意点についてお話しいただきます。ぜひご利用ください。
【重要ポイント】「通常の労働者との差別的取扱いの禁止」について企業にはどのような対応が求められるのか、改正パートタイム労働法と実務上のポイント 等
講師紹介
峰 隆之 氏
第一協同法律事務所 弁護士 /経営法曹会議幹事/東京大学法科大学院 客員教授
東京都出身
東京大学法学部卒業
東京電力(株)勤務を経て弁護士登録
司法修習44期
平成12年4月 海事補佐人登録(登録番号 第1840号)
平成15、16年度 東京都労政事業評価委員会委員
平成16年 日本看護協会看護賠償責任保険制度検討委員会委員
平成18年~ 第一東京弁護士会 労働法制員会 労働時間部会長
平成23年~ 経営法曹会議幹事
開催概要
会 期 | 2014年7月15日(火)15:00-17:00 |
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会 場 | MAP 東京都新宿区高田馬場1-31-18 高田馬場センタービル 3F ※JR山手線・西武新宿線「高田馬場駅(戸山口)」より徒歩約3分 ※東京メトロ東西線「高田馬場駅(3番出口)」より徒歩約5分 ※東京メトロ副都心線「西早稲田駅(2番出口)」より徒歩約6分 |
参加費 | 法人会員様は5名様まで無料です。 非会員様ご参加の場合、お一人様12,960円(税抜き12,000円)となります。 |
注 意 |
- お申し込みの際、ご提供いただく個人情報は厳重に管理し、ご同意なしに第三者に開示、提供いたしません。また、セミナー等のご案内や連絡、訪問等の営業活動に際して利用させていただきます。
- 会場内での録音、配布した資料の複製・頒布は禁止させていただきます。
- 非会員様へは請求書を発行させていただきます。開催日前までのお支払をお願いいたします。
- 参加費は下記口座にお振込みください。お振込み手数料はお客様にてご負担下さい。
みずほ銀行 江戸川橋支店 当座預金 13016
口座名 株式会社労働開発研究会 - 参加費の払い戻しは原則としていたしません。ご都合の悪くなった方は代理参加をご考慮ください。