労働法学研究会報 第2391号(2006年10月15日号)
■労働時間法制の動向
労働時間法制議論の批判的検討
「自律的労働時間制度」の問題点を中心に
佐久間大輔
- 1・労働時間保護法制の原則と例外
- 2・労働時間保護法制の適用除外をめぐる行政の動き
- 3・資料からみる労働時間の現状
- 4・自律的労働にふさわしい制度とは
- 5・企画型裁量労働制の実態
- 6・必要な健康確保措置とは
- 7・過労死防止、少子化対策に資する労働時間法制とは
連載1 よくわかる!労働判例ポイント解説
整理解雇の適法性
日本アグフア・ゲバルト事件●高橋賢司
連載2 ケーススタディ 人事労務相談室
配転をめぐる判例動向(下)●葛西嘉隆
連載3 現代組織の人間関係 職場のさざなみ
食事の時間が長すぎる●金子雅臣
連載4 まこやんが行く
炎の取り調べ●まこやん
新連載 「労働教育」の再建のために
寄附授業「女性と労働組合」の開設を機に●高木郁郎
書評
『アメリカ型不安社会でいいのか 格差・年金・失業・少子化問題への処方せん』