労働法学研究会報 第2539号(2012年12月15日号)
■最新労働法解説
障害者雇用法制の動向と働くうつ・障害のある人の労働問題
障害者雇用率の引き上げ、対象企業の広がり、精神障害者雇用の義務化、現行の雇用率制度の問題点
弁護士:清水建夫
- 1・障害のある人の人権をめぐる世界の潮流
- 2・わが国の障害者雇用法制の動向
- 3・障害者権利条約の批准に向けた国内法の整備
- 4・権利条約と障害者雇用促進法の法思想
- 5・現行の雇用率制度と障害者差別
- 6・権利擁護(紛争解決)について
- 7・障害者の範囲について
- 8・障害者雇用の好事例
- 9・弁護士によるうつ病労働者の復職サポート
- 10・労働裁判に登場する障害者と登場しない労働者
- 11・弱くもろい社会
連載1 よくわかる!労働判例ポイント解説
労災特別加入制度における業務遂行性の認められる業務の範囲
国・三好労基署長(振動障害)事件 小西啓文
連載2 現代組織の人間関係 職場のさざなみ
様変わりする大学―社会人受け入れのの波紋 金子雅臣
連載3 「事例」で考える労働法
兼業社員が過労自殺した場合における労災補償給付額の算出方法 北岡大介
連載4 東京の労働事情取材記
嗚呼、中年エレジー 増田明利
連載5 春夫と秋子の労働問答
改正高齢者雇用安定法に期待できるのか 成川美惠子
連載6 まこやんが行く
白熱演習 まこやん