労働関連NEWS
労基法・劇団員の労働者性認める 出演・稽古も労務に――東京高裁
劇団員の労働基準法上の労働者性が争われた事件の控訴審で、東京高裁は劇団員を労働者と認め、運営会社である(株)エアースタジオに賃金計185万円の支払いを命じた。一審は小道具の準備などの裏方業務のみを労務の提供としていたが、公演への出演と稽古の時間についても、指揮命令下にあったと判断している。 ...
事務員を過半数代表に指名 違法残業として告訴――津労基署書類送検
三重・津労働基準監督署は、労働者らと一切協議せず、無効な36協定を提出して違法な長時間労働を行わせていたとして、輸送用機械器具製造業の(株)奥岡技研と同社代表取締役を労基法第32条(労働時間)違反の疑いで津地検に書類送検した。捜査の過程で、協定書を作成した事務員に労働者代表として押印させ、届け出て...