労働関連NEWS
“損賠請求” 頻発の恐れを指摘――ソーシャルハートフルユニオン
障害者に対する「合理的配慮」の提供を事業者に義務付けた改正障害者雇用促進法の施行が2年後に迫るなか、企業や団体で働く障害者でつくるソーシャルハートフルユニオンの久保修一書記長は、対応を誤れば、企業に対する損害賠償請求が頻発する恐れがあると指摘する。国が近く示す指針案では、企業に「過重な負担」となる場...
合理的配慮・財務状況によっては適用外――厚労省が障害者雇用で「素案」
厚生労働省は、障害者の障害形態別の「合理的配慮」を明らかにした指針案をまとめた。視聴覚障害者は拡大文字や音声ソフトの活用、肢体不自由者はスロープ・手すりの設置、精神障害者は作業手順を分かりやすく示したマニュアルの作成などを明記した。ただし、合理的配慮の内容は、多様かつ個別性が強く、あくまで「例示」と...