医療従事者必見
今国会では働き方改革関連法案の成立が確実視されています。
長時間労働是正に向けた動きが本格化する中、医師については緊急対策の制定が進められるなど、常態化している長時間労働の削減に向けて議論が行われています。
最近の報道では、大手病院が36協定の上限を超える違法な残業をさせたとして労基署から是正勧告を受けたり、医師の勤務時間を就業規則で定めずに違法な残業をさせ、労働時間の把握も怠っていたなどとして、労基署から労働基準法違反で是正勧告や改善指導を受けるなど医師の労働時間管理、改革の必要性が大きく報道され喫緊の課題です。
院内研修基本プログラム
- 1 働き方改革とは
- 医師の勤務実態
- 労働時間該当性
- 宿直業務の扱い
- 自己研鑽(論文執筆や学会発表等)や研究活動の扱い
- 応召義務の在り方
- 2 労働時間管理における管理職の役割
- 健康障害 脳心疾患・精神障害
- ワーク・ライフ・バランスへの障害
- 労働基準法等違反のリスク
- 訴訟等の紛争リスク
- 3 労働時間制度の基本
- 36協定
- 休憩
- 時間外労働 ほか
- 4 医療機関における労働時間の現状と改善取組